都城の竹弓、「楠見蔵吉」です。強さが合わないので出品します。並寸。弦は付属しません。強さは85cmで約16k裏反りは、弦外してすぐだと14～15cm。放置すると、この季節なので20cmくらいに戻りますので、意外に元気な弓です。出入りは、若干下の入りが強いかな(上の入が弱い？)ってくらいで、普通に入木です。気になるなら矯正器かければいいと思います。着払いでお送りします。ご注意ください小田急新百合ヶ丘～多摩センター辺りであれば、手渡しも可能です。難としては、握り皮が汚くて交換推奨なのと、先に述べた出入りが、といったところ。あと、内竹の節に小さく縦割れがあります。ただ、外竹と違い内竹の節の縦割れは、弓師松永重宣氏が著書で言うように、大した問題ではないので気になるなら瞬間接着剤で埋めれば良いと思います。外竹は特に割れ等はありませんでした。都城の弓らしく、張り顔は胴のしっかり入った、矢飛びの良さそうな薩摩成りです。上下のバランスも良いです。長らく使ってない弓なので、使う前にしばらく弦を張り込んでおき、いざ引く際は巻藁にて目通りで離す慣らしをしっかり行ってください。特に、今の日本の夏はご注意ください。忌憚なく状態を書きましたが、気になる場合は購入はお控えください。竹弓の導入には良いと思います。